中外製薬への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、中外製薬を中途で受ける人と、いま中外製薬にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「税引前利益率47.5%」です。

中外製薬の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第115期)

平均年間給与(単体)
1,351万円
平均年齢(単体)
42.0歳
平均勤続年数(単体)
15.0年
従業員数(単体)
5,104人
従業員数(連結)
7,872人
売上高
1兆2,579億円
純利益
4,340億円
ROE
22.1%

出典:中外製薬の有価証券報告書(第115期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見える中外製薬の論点

稼ぎ方が違う。 売上のうち税引前の利益として残る割合(税引前利益率)が47.5%ある。

財布が厚く、待遇も高い。 総資産のうち自前の資金が占める割合(自己資本比率)は82.1%だ。平均年間給与は1,350万円を超える。

土台は2002年の決断にある。 スイスのロシュと戦略的アライアンス(提携)を結び、合併してロシュが親会社になった。

中外製薬の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):9,998億円 → 1兆2,597億円 → 1兆1,114億円 → 1兆1,706億円 → 1兆2,579億円

純利益(直近5期、古い順):3,030億円 → 3,744億円 → 3,255億円 → 3,873億円 → 4,340億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

中外製薬の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. 中外製薬の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第115期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1,351万円(平均年齢42.0歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. 中外製薬の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第115期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は15.0年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. 中外製薬の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第115期)では、提出会社(単体)が5,104人、連結が7,872人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。