オービックへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、オービックを中途で受ける人と、いまオービックにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業利益率65.7%」です。
決算の要点(有報から3点)
利益の源泉はシステムサポート事業である。営業利益の6割弱にあたる529億円がここから出ており、営業利益率は74.0%。新規構築(SI事業)の伸びが翌期以降の保守収益に変換される構造なので、SI事業の受注動向がサポート収益の先行指標になります。
経常利益と営業利益を分けて見る。経常利益1,048億円のうち175億円は営業外収益です。持分法投資利益66億円は連結外の関連会社事業、受取配当金50億円と受取賃貸料21億円は保有資産からの収益、投資有価証券売却益32億円は一過性。本業の実力は営業利益888億円のほうで、経常利益の伸び率16.7%をそのまま本業の成長率として読むと過大評価になります。
ROEが動かないのは資本が厚すぎるから。自己資本比率83.4%、現金2,073億円。自己株取得314億円と配当329億円で年間644億円を還元してなお現金が増えています。還元姿勢の変化が最も効く論点です。
転職前に確かめる数字(有料レポートの目次)
あなたの給与は、業績に連動しない
利益率65.7%の会社が選んだ、異例の報酬設計
評価されるのは「プロセス」と、人を育てたかどうか
何をすると昇格するのかが有報に書いてある
特許を出すと報奨金が出る
20年以上続く、知識を金銭に換える仕組み
中途でこの会社を受けるなら
利益の6割を生む事業と、新規開拓の事業
経営企画部長が唸る逆質問10本
有報を読んだ人にしか作れない質問と、その使い分け
年収1,129万円・平均年齢35.8歳の中身
若くて高給な会社の、数字の裏側
女性管理職14.6%、男性育休101.4%
数字が示す職場の実態
入社後も、自分で有報を読み続けるために
毎年見るべき3か所
面接までの3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。