神戸物産への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、神戸物産を中途で受ける人と、いま神戸物産にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「1,122店舗を104人で回す」です。
決算の要点(有報から3点)
経常利益+52.3%をそのまま実力と読まない。増益の主因はデリバティブ評価損益の反転(前期▲2,856百万円 → 当期+5,268百万円、差引81億円)。本業の伸びは営業利益+16.1%のほうです。
売上は卸売、店舗リスクはFCが負う。総店舗数1,122のうち直営は4店舗。本部の損益はFC向け卸売で決まるので、店舗数の純増(当期+38店舗)が売上の先行指標になります。
利益が3期足踏みしていた事実。第36期から第39期にかけて売上は1,458億円増えましたが、経常利益は291億円から316億円までしか動きませんでした。増収が利益に変換されにくい期間があったという履歴は、今後の増収局面を見るときの基準になります。
転職前に確かめる数字(有料レポートの目次)
1,122店舗を104人で回している
従業員の配置が示す、この会社の正体
離職率の「目標」が12.0%という異常
下げる目標ではない。実績は9.2%から11.4%へ
一般従業員にもストックオプションが出る
有報に書かれた、珍しい制度の一覧
中途でこの会社を受けるなら
610人中353人が管理部門という構造
経営企画部長が唸る逆質問10本
有報を読んだ人にしか作れない質問と、その使い分け
平均年収530万円・勤続7.9年の中身
M&Aで25社を抱える会社の人材構成
男女の賃金差異54.0%、パートは122.4%
2つの数字が同時に示していること
入社後も、自分で有報を読み続けるために
毎年見るべき3か所
面接までの3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。