トヨタ紡織への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、トヨタ紡織を中途で受ける人と、いまトヨタ紡織にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の74%はアジアから」です。

トヨタ紡織の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第101期)

平均年間給与(単体)
775万円
平均年齢(単体)
41.3歳
平均勤続年数(単体)
17.6年
従業員数(単体)
8,655人
従業員数(連結)
45,521人
売上高
2兆371億円
純利益
233億円
ROE
5.0%

出典:トヨタ紡織の有価証券報告書(第101期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見えるトヨタ紡織の論点

会社は2030年に向けて、シートと内装を一体で提案する「インテリアスペースクリエイター」を目指している。

売上は2兆円を超える。一方、本業の利益(営業利益)は539億円で、売上に対する割合は2.6%だ。

日本は売上の47.5%を占めるが、利益率は0.5%だ。アジアは営業利益の74.2%を稼いでいる。

トヨタ紡織の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):1兆4,215億円 → 1兆6,040億円 → 1兆9,536億円 → 1兆9,542億円 → 2兆371億円

純利益(直近5期、古い順):393億円 → 147億円 → 585億円 → 167億円 → 233億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

トヨタ紡織の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. トヨタ紡織の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第101期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は775万円(平均年齢41.3歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. トヨタ紡織の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第101期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は17.6年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. トヨタ紡織の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第101期)では、提出会社(単体)が8,655人、連結が45,521人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。