三井化学への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、三井化学を中途で受ける人と、いま三井化学にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「ROEが4分の1になった」です。
三井化学の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第29期)
- 平均年間給与(単体)
- 872万円
- 平均年齢(単体)
- 40.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.0年
- 従業員数(単体)
- 5,198人
- 従業員数(連結)
- 16,967人
- 売上高
- 1兆6,688億円
- 純利益
- 344億円
- ROE
- 4.0%
出典:三井化学の有価証券報告書(第29期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える三井化学の論点
会社が自分で決めた目標は、2030年度にROE 13%以上だ。ROEは「株主から預かったお金で、どれだけ利益を出したか」を示す比率である。いまは4.0%で、5期前の16.7%から大きく下がった。
従業員は連結16,967人で、うち本体が5,198人。本体の比率は30.6%と高い。応募先としての「本体」の存在感が大きい化学メーカーだ。
2027年3月期は当期利益450億円(+30.9%)の計画だ。ただし、あるセグメントの赤字継続も見込んでいる。
三井化学の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆6,127億円 → 1兆8,795億円 → 1兆7,497億円 → 1兆8,092億円 → 1兆6,688億円
純利益(直近5期、古い順):1,100億円 → 829億円 → 500億円 → 322億円 → 344億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
三井化学の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。