アステラス製薬への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、アステラス製薬を中途で受ける人と、いまアステラス製薬にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「2年で利益17倍」です。
アステラス製薬の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第21期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,132万円
- 平均年齢(単体)
- 42.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.4年
- 従業員数(単体)
- 4,081人
- 従業員数(連結)
- 14,099人
- 売上高
- 2兆1,392億円
- 純利益
- 2,915億円
- ROE
- 17.4%
出典:アステラス製薬の有価証券報告書(第21期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるアステラス製薬の論点
直近3年で利益が大きく動いた。当期利益は170億円、507億円、2,915億円と推移し、2年で17倍になった。
主力の前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の特許が2027年頃に切れる。いまの好調は、この崖に備える期間でもある。
会社は2026年度からの5年計画で、重点5製品の売上を2倍にする目標を掲げた。
アステラス製薬の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆2,962億円 → 1兆5,186億円 → 1兆6,037億円 → 1兆9,123億円 → 2兆1,392億円
純利益(直近5期、古い順):1,241億円 → 987億円 → 170億円 → 507億円 → 2,915億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
アステラス製薬の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。