高砂香料工業への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、高砂香料工業を中途で受ける人と、いま高砂香料工業にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業利益が47%減った第100期。ある部門は、自ら出荷を「延期」していた」です。
高砂香料工業の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第100期)
- 平均年間給与(単体)
- 908万円
- 平均年齢(単体)
- 42.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 18.1年
- 従業員数(単体)
- 1,087人
- 従業員数(連結)
- 4,443人
- 売上高
- 2,251億円
- 純利益
- 95億円
- ROE
- 6.4%
出典:高砂香料工業の有価証券報告書(第100期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える高砂香料工業の論点
本業の儲け(営業利益)は81億円で、前期より47.0%減った。ただし売上は2,250億円で、ほぼ横ばいだ。売れなかったから減ったのではない。
最大の要因は、医薬品の原料を作る部門が自ら出荷を延期したことだ。この部門は43億円の黒字から、8億円の赤字に変わった。
高砂香料工業の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,624億円 → 1,868億円 → 1,959億円 → 2,292億円 → 2,251億円
純利益(直近5期、古い順):89億円 → 74億円 → 27億円 → 133億円 → 95億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
高砂香料工業の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。