コーセーへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、コーセーを中途で受ける人と、いまコーセーにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「純利益2倍でも来期減益」です。
コーセーの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第84期)
- 平均年間給与(単体)
- 747万円
- 平均年齢(単体)
- 40.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 12.8年
- 従業員数(単体)
- 1,073人
- 従業員数(連結)
- 8,566人
- 売上高
- 3,302億円
- 純利益
- 151億円
- ROE
- 5.4%
出典:コーセーの有価証券報告書(第84期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるコーセーの論点
1つ目。2025年12月期の純利益は151億円で、前期のほぼ2倍になった。前期は中国事業の整理損失で落ち込んでおり、その反動が大きい。売上高は3302億円(前期比+2.3%)だった。
2つ目。2026年12月期の純利益予想は121億円で、前期比19.9%減る。売上と営業利益(本業のもうけ)は増える見込みなのに、純利益だけが減る。
3つ目。会社は2030年に営業利益率12%以上を目標に掲げている。営業利益率とは、売上のうち本業のもうけが占める割合だ。直近の実績は5.6%である。
コーセーの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2,250億円 → 2,891億円 → 3,004億円 → 3,228億円 → 3,302億円
純利益(直近5期、古い順):133億円 → 188億円 → 117億円 → 75億円 → 151億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
コーセーの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。