INPEXへの転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、INPEXを中途で受ける人と、いまINPEXにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業利益率56.5%」です。

INPEXの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第20期)

平均年間給与(単体)
1,323万円
平均年齢(単体)
39.2歳
平均勤続年数(単体)
11.4年
従業員数(単体)
889人
従業員数(連結)
3,720人
売上高
2兆114億円
純利益
3,938億円
ROE
8.2%

出典:INPEXの有価証券報告書(第20期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見えるINPEXの論点

稼ぎ方は価格次第だ。 営業利益率(売上のうち本業の利益が占める割合)は56.5%と非常に高い。ただし原油価格と為替で大きく動く。

賭け先は長期戦略と中期計画だ。 2035年に向けた長期戦略の下で、2025〜2027年の3年計画を進めている。アバディLNG(液化天然ガス)の投資決定も、この期間内に予定されている。

国が深く関わる。 経済産業大臣が「黄金株」(甲種類株式)を持つ。敵対的買収から日本のエネルギー資産を守る仕組みだ。

INPEXの業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近4期、古い順):2兆3,161億円 → 2兆1,645億円 → 2兆2,658億円 → 2兆114億円

純利益(直近4期、古い順):4,985億円 → 3,217億円 → 4,273億円 → 3,938億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

INPEXの中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. INPEXの平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第20期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1,323万円(平均年齢39.2歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. INPEXの平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第20期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は11.4年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. INPEXの従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第20期)では、提出会社(単体)が889人、連結が3,720人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。