大成建設への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、大成建設を中途で受ける人と、いま大成建設にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「減収でも営業56%増」です。
大成建設の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第166期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,191万円
- 平均年齢(単体)
- 42.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.0年
- 従業員数(単体)
- 9,518人
- 従業員数(連結)
- 18,503人
- 売上高
- 2兆891億円
- 純利益
- 1,700億円
- ROE
- 18.7%
出典:大成建設の有価証券報告書(第166期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える大成建設の論点
売上は3.0%減ったが、営業利益は56.4%増えた。増益の中心は建築事業で、利益は前期の6.9倍になった。
増益の一部は、一度きりの要素だ。工事の損失に備えたお金の戻し入れと、保有株の売却益がそれにあたる。
会社は3か年の投資計画を持ち、他社の買収は別枠にしている。東洋建設の買収は、その実行例だ。
大成建設の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆5,432億円 → 1兆6,427億円 → 1兆7,650億円 → 2兆1,542億円 → 2兆891億円
純利益(直近5期、古い順):714億円 → 471億円 → 403億円 → 1,238億円 → 1,700億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
大成建設の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。