江崎グリコへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、江崎グリコを中途で受ける人と、いま江崎グリコにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の94%は海外から」です。
江崎グリコの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第121期)
- 平均年間給与(単体)
- 860万円
- 平均年齢(単体)
- 43.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 13.4年
- 従業員数(単体)
- 1,456人
- 従業員数(連結)
- 5,588人
- 売上高
- 3,614億円
- 純利益
- 50億円
- ROE
- 1.8%
出典:江崎グリコの有価証券報告書(第121期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える江崎グリコの論点
第121期(2025年12月期)は、売上が5期で最高、最終利益が5期で最低だった。増収と減益が同時に起きた。
国内5事業の営業利益(本業のもうけ)は、合計すると赤字だ。利益のほぼ全部を海外事業が稼いでいる。
会社は2026-2027年度に、ROE(株主のお金でどれだけ利益を出したかを示す率)の高い目標を掲げた。現状との差は大きい。
江崎グリコの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,386億円 → 3,039億円 → 3,326億円 → 3,311億円 → 3,614億円
純利益(直近5期、古い順):135億円 → 81億円 → 141億円 → 81億円 → 50億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
江崎グリコの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。