キッコーマンへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、キッコーマンを中途で受ける人と、いまキッコーマンにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の8割は海外」です。
キッコーマンの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第109期)
- 平均年間給与(単体)
- 821万円
- 平均年齢(単体)
- 43.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 13.4年
- 従業員数(単体)
- 672人
- 従業員数(連結)
- 7,911人
- 売上高
- 7,455億円
- 純利益
- 616億円
- ROE
- 11.5%
出典:キッコーマンの有価証券報告書(第109期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるキッコーマンの論点
2026年3月期の売上収益7,455億円のうち、国内は1,696億円にとどまる。残る約77%は海外が稼いでいる。
会社は2027年度までの中期経営計画で、ROE12%以上など3つの目標を自分で掲げている。直近のROEは11.5%で、目標に届いていない。
米国の関税と中東情勢という2つの地政学リスクがある。2026年9月には米国第3工場が稼働する予定だ。
キッコーマンの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):5,164億円 → 6,189億円 → 6,608億円 → 7,090億円 → 7,455億円
純利益(直近5期、古い順):389億円 → 437億円 → 564億円 → 617億円 → 616億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
キッコーマンの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。