双日への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、双日を中途で受ける人と、いま双日にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「買収の代金を先に払った年」です。

双日の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第23期)

平均年間給与(単体)
1,257万円
平均年齢(単体)
40.5歳
平均勤続年数(単体)
14.7年
従業員数(単体)
2,094人
従業員数(連結)
26,789人
売上高
2兆7,574億円
純利益
1,036億円
ROE
10.1%

出典:双日の有価証券報告書(第23期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見える双日の論点

賭けの大きさ:会社は当期利益を1,036億円から2,000億円へ増やす目標を掲げる。そのために、3か年の中期経営計画で6,000億円を投資する。

減益の理由:売上総利益(売上から原価を引いた粗利)は増えた。しかし買収した会社の費用で販管費(人件費や運営費)が352億円増え、税引前利益は197億円減った。

弱点の場所:資源事業は従業員828人の小さな部門だ。それでも当期純利益が前期の292億円から48億円に落ちた。

双日の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):2兆1,008億円 → 2兆4,798億円 → 2兆4,146億円 → 2兆5,097億円 → 2兆7,574億円

純利益(直近5期、古い順):823億円 → 1,112億円 → 1,008億円 → 1,106億円 → 1,036億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

双日の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. 双日の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第23期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1,257万円(平均年齢40.5歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. 双日の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第23期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は14.7年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. 双日の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第23期)では、提出会社(単体)が2,094人、連結が26,789人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。