ZOZOへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ZOZOを中途で受ける人と、いまZOZOにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「ROE46.6%の裏側」です。
ZOZOの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第28期)
- 平均年間給与(単体)
- 856万円
- 平均年齢(単体)
- 34.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 7.5年
- 従業員数(単体)
- 1,662人
- 従業員数(連結)
- 1,894人
- 売上高
- 2,284億円
- 純利益
- 479億円
- ROE
- 46.6%
出典:ZOZOの有価証券報告書(第28期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるZOZOの論点
会社が見ている数字は、売上高ではなく「商品取扱高」だ。ZOZOTOWNなどで売れた商品の総額で、売上高の約3倍ある。
従業員1,894人で、最終的な利益479億円を稼ぐ。少人数で大きな利益を出す会社だ。
2025年4月に子会社化した英国のLYSTの影響で、取扱高ほど売上が伸びなかった。それでも利益は計画を上回った。
ZOZOの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,662億円 → 1,834億円 → 1,970億円 → 2,131億円 → 2,284億円
純利益(直近5期、古い順):345億円 → 395億円 → 443億円 → 453億円 → 479億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ZOZOの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。