トクヤマへの転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、トクヤマを中途で受ける人と、いまトクヤマにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「88年続けた事業を手放す」です。

トクヤマの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第162期)

平均年間給与(単体)
794万円
平均年齢(単体)
41.5歳
平均勤続年数(単体)
16.8年
従業員数(単体)
2,652人
従業員数(連結)
6,390人
売上高
3,495億円
純利益
222億円
ROE
8.2%

出典:トクヤマの有価証券報告書(第162期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見えるトクヤマの論点

営業利益(本業のもうけ)の21.0%を稼ぐセメント事業を譲渡し、製造を2028年度に止める検討に入った。

買収した体外診断事業の資金は借入で調達した。借金が急に増えた点が、この会社の弱みになる。

中期経営計画2025は4項目すべて未達で、次の計画は2026年5月29日に公表された。

トクヤマの業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):2,938億円 → 3,518億円 → 3,420億円 → 3,431億円 → 3,495億円

純利益(直近5期、古い順):280億円 → 94億円 → 178億円 → 234億円 → 222億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

トクヤマの中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. トクヤマの平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第162期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は794万円(平均年齢41.5歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. トクヤマの平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第162期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は16.8年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. トクヤマの従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第162期)では、提出会社(単体)が2,652人、連結が6,390人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。