日本パーカライジングへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、日本パーカライジングを中途で受ける人と、いま日本パーカライジングにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「稼ぐ力は踊り場」です。
日本パーカライジングの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第141期)
- 平均年間給与(単体)
- 805万円
- 平均年齢(単体)
- 44.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.6年
- 従業員数(単体)
- 906人
- 従業員数(連結)
- 4,283人
- 売上高
- 1,382億円
- 純利益
- 129億円
- ROE
- 6.5%
出典:日本パーカライジングの有価証券報告書(第141期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える日本パーカライジングの論点
主力は、金属の表面に防錆や塗装の下地といった機能を与える薬品だ。自動車の車体、鉄道車両、缶などに使われる。創業は1928年で、2028年に100周年を迎える。
財務は堅い。自己資本比率(返さなくてよいお金の割合)は73.9%で、連続黒字は58年だ。平均年収は約785万円で、東証プライム企業の平均762万円を上回る。
課題は、自動車と鉄鋼への依存と、中期経営計画(会社が数年先までの目標を決めた計画)との差だ。どちらも会社自身が有価証券報告書に書いている。
日本パーカライジングの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,178億円 → 1,192億円 → 1,251億円 → 1,323億円 → 1,382億円
純利益(直近5期、古い順):90億円 → 100億円 → 132億円 → 131億円 → 129億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
日本パーカライジングの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。