日本ゼオンへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、日本ゼオンを中途で受ける人と、いま日本ゼオンにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「従業員エンゲージメント53%。目標は75%。その差を、有報に書いた。」です。
日本ゼオンの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第101期)
- 平均年間給与(単体)
- 776万円
- 平均年齢(単体)
- 39.6歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.3年
- 従業員数(単体)
- 2,503人
- 従業員数(連結)
- 4,425人
- 売上高
- 4,120億円
- 純利益
- 362億円
- ROE
- 9.9%
出典:日本ゼオンの有価証券報告書(第101期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える日本ゼオンの論点
2026年3月期は、売上が2.1%減った。それでも本業の利益である営業利益は24.1%増えた。
会社は2030年の目標を5つ掲げ、現在地も公表している。働きがいを測る社内調査(従業員エンゲージメント)は、目標75%に対し53%だ。
売上の30.2%にあたる高機能材料事業が、営業利益の61.4%を稼いでいる。
日本ゼオンの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,617億円 → 3,886億円 → 3,823億円 → 4,206億円 → 4,120億円
純利益(直近5期、古い順):334億円 → 106億円 → 311億円 → 262億円 → 362億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
日本ゼオンの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。