Sansanへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、Sansanを中途で受ける人と、いまSansanにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「純利益16倍の裏側」です。
Sansanの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第19期)
- 平均年間給与(単体)
- 810万円
- 平均年齢(単体)
- 32.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 3.4年
- 従業員数(単体)
- 2,077人
- 従業員数(連結)
- 2,336人
- 売上高
- 538億円
- 純利益
- 68億円
- ROE
- 38.8%
出典:Sansanの有価証券報告書(第19期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるSansanの論点
純利益は前期の16倍だが、そのまま読めない。第19期は67.8億円で、前期の4.2億円から跳ね上がった。前期は保有株の売却に備えた引当金23.0億円が利益を押し下げ、当期は子会社株式の売却益14.4億円が乗っている。
本業の利益は本当に伸びた。営業利益(本業の利益)は28.0億円から81.9億円になり、売上高に対する割合は15.2%まで上がった。
看板と次の柱で、伸び方が違う。名刺管理「Sansan」の売上は+16.2%、請求書受領「Bill One」は+39.7%だ。
Sansanの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):204億円 → 255億円 → 339億円 → 432億円 → 538億円
純利益(直近5期、古い順):9億円 → −1億円 → 10億円 → 4億円 → 68億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
Sansanの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。