花王への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、花王を中途で受ける人と、いま花王にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業利益が11.9%増」です。
花王の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第120期)
- 平均年間給与(単体)
- 865万円
- 平均年齢(単体)
- 40.6歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.7年
- 従業員数(単体)
- 7,761人
- 従業員数(連結)
- 31,514人
- 売上高
- 1兆6,886億円
- 純利益
- 1,201億円
- ROE
- 11.3%
出典:花王の有価証券報告書(第120期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える花王の論点
売上は1.69兆円。事業を「直す領域」と「伸ばす領域」に分け、2024年6月にはペットケア事業を手放した。買うより絞る会社だ。
化粧品事業の営業利益は、前期の△37億円から104億円へ改善した。注力6ブランドに投資を寄せた結果だ。
中期経営計画「K27」(2024〜2027年)は、資本効率を主要指標に置く。増配も36期連続で続けている。
花王の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆4,188億円 → 1兆5,511億円 → 1兆5,326億円 → 1兆6,284億円 → 1兆6,886億円
純利益(直近5期、古い順):1,096億円 → 860億円 → 439億円 → 1,078億円 → 1,201億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
花王の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。