ロート製薬への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ロート製薬を中途で受ける人と、いまロート製薬にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「売上5年で1.7倍、利益率は下がった」です。
ロート製薬の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第90期)
- 平均年間給与(単体)
- 850万円
- 平均年齢(単体)
- 42.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 13.8年
- 従業員数(単体)
- 1,786人
- 従業員数(連結)
- 9,292人
- 売上高
- 3,437億円
- 純利益
- 342億円
- ROE
- 12.1%
出典:ロート製薬の有価証券報告書(第90期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるロート製薬の論点
売上は5年で1.72倍に伸びた。だが営業利益率(売上のうち本業で残る利益の割合)は12.0%と、前期より下がった。
会社は2030年度の営業利益率を13.0%に置いた。買収で広げた事業を利益に変えられるかが、この会社を読む軸になる。
増収の大半はアジアが作り、日本の伸びは小さい。ヨーロッパは容器の仕入先の倒産で利益が減った。
ロート製薬の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,996億円 → 2,387億円 → 2,708億円 → 3,086億円 → 3,437億円
純利益(直近5期、古い順):211億円 → 264億円 → 309億円 → 308億円 → 342億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ロート製薬の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。