小野薬品への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、小野薬品を中途で受ける人と、いま小野薬品にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「売上の4分の1は他社経由」です。
小野薬品の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第78期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,094万円
- 平均年齢(単体)
- 43.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.4年
- 従業員数(単体)
- 3,396人
- 従業員数(連結)
- 4,206人
- 売上高
- 5,158億円
- 純利益
- 698億円
- ROE
- 8.5%
出典:小野薬品の有価証券報告書(第78期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える小野薬品の論点
売上の33.6%はロイヤルティだ。ロイヤルティとは、特許などを他社に使わせて受け取る対価である。うちオプジーボ分が23.7%を占める。
売上の26.5%は、ブリストル・マイヤーズスクイブ社(BMS)1社から来ている。オプジーボの海外販売を任せている相手だ。
営業利益(本業のもうけ)は922億円まで戻した。だがピークの6割弱にとどまる。
小野薬品の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,614億円 → 4,472億円 → 5,027億円 → 4,869億円 → 5,158億円
純利益(直近5期、古い順):805億円 → 1,127億円 → 1,280億円 → 500億円 → 698億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
小野薬品の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。