フジHDへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、フジHDを中途で受ける人と、いまフジHDにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「赤字のテレビと黒字の不動産」です。
フジHDの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第85期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,577万円
- 平均年齢(単体)
- 50.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 23.3年
- 従業員数(単体)
- 122人
- 従業員数(連結)
- 7,373人
- 売上高
- 5,519億円
- 純利益
- 65億円
- ROE
- 1.0%
出典:フジHDの有価証券報告書(第85期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるフジHDの論点
営業赤字の中身は「放送が赤字、不動産が黒字」だ。当期の連結営業損益は△88億円。メディア・コンテンツ事業の赤字を、都市開発・観光事業の黒字が支えた。
純利益65億円は、本業の黒字ではない。特別利益に、投資有価証券(保有株)の売却益500億円が入っている。
直近の四半期は営業利益160億円で、回復が数字に出た。2026年4〜6月の営業利益を、会社は持株会社制導入後の過去最高と説明している。
フジHDの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):5,251億円 → 5,356億円 → 5,664億円 → 5,508億円 → 5,519億円
純利益(直近5期、古い順):249億円 → 469億円 → 371億円 → −201億円 → 65億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
フジHDの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。