ENEOSへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ENEOSを中途で受ける人と、いまENEOSにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「同じ会社で年収が2倍差」です。
ENEOSの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第16期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,138万円
- 平均年齢(単体)
- 43.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.0年
- 従業員数(単体)
- 1,207人
- 従業員数(連結)
- 34,099人
- 売上高
- 11兆7,655億円
- 純利益
- 2,587億円
- ROE
- 8.0%
出典:ENEOSの有価証券報告書(第16期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるENEOSの論点
同じグループでも年収は大きく違う。平均年間給与は、持株会社が約1,138万円、ガソリンスタンド運営会社が約588万円だ。
利益は原油価格で大きく動く。第16期の営業利益は4,666億円で、前期の約4.4倍になった。2026年4〜6月期は4,826億円で、前期の通年を上回った。
会社は海外と組織の整理に賭けている。2030年度に海外売上高を約50%にする目標があり、グループ会社は約100社減らす計画だ。
ENEOSの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):10兆9,218億円 → 15兆166億円 → 12兆3,446億円 → 12兆3,225億円 → 11兆7,655億円
純利益(直近5期、古い順):5,371億円 → 1,438億円 → 2,881億円 → 2,261億円 → 2,587億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ENEOSの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。