相模ゴム工業への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、相模ゴム工業を中途で受ける人と、いま相模ゴム工業にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「本業1億8,000万円より為替4億8,800万円が大きい。ROE 2.5%を12.5%にする計画の算数」です。
相模ゴム工業の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第93期)
- 平均年間給与(単体)
- 469万円
- 平均年齢(単体)
- 41.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.0年
- 従業員数(単体)
- 173人
- 従業員数(連結)
- 737人
- 売上高
- 59億円
- 純利益
- 3億円
- ROE
- 2.5%
出典:相模ゴム工業の有価証券報告書(第93期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える相模ゴム工業の論点
本業より為替の利益が大きい。 2026年3月期の営業利益(本業で稼いだ利益)は1億8,000万円だった。経常利益(営業利益に為替などの損益を足した利益)には、為替差益(外貨を円に換算し直して出る利益)4億8,800万円が含まれる。
会社は2030年3月期に売上80億円を目指している。 赤字の事業をやめ、利益率の高い商品に絞る計画だ。
販売先がピップ1社に偏っている。 売上の44.7%がこの1社経由である。従業員737人の会社にとって、依存は大きい。
相模ゴム工業の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):54億円 → 60億円 → 61億円 → 57億円 → 59億円
純利益(直近5期、古い順):11億円 → 7億円 → 0億円 → 4億円 → 3億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
相模ゴム工業の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。