東洋炭素への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、東洋炭素を中途で受ける人と、いま東洋炭素にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「売上は計画どおり。営業利益だけ31.6%足りなかった。」です。
東洋炭素の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第84期)
- 平均年間給与(単体)
- 725万円
- 平均年齢(単体)
- 40.9歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.2年
- 従業員数(単体)
- 976人
- 従業員数(連結)
- 1,678人
- 売上高
- 462億円
- 純利益
- 55億円
- ROE
- 5.7%
出典:東洋炭素の有価証券報告書(第84期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える東洋炭素の論点
2025年12月期は、売上が461億円(13.0%減)、営業利益が67億円(44.8%減)だった。売上より利益の落ち込みが大きい。
会社が自分で掲げた目標は、2030年に売上740億円、ROE10%以上である。ROEは株主のお金でどれだけ稼いだかを示す比率で、現在は5.7%だ。
2026年の中間期は、売上が計画どおりなのに、営業利益は計画の26億円に対し約18億円だった。この「ずれ」が、この会社の論点になる。
東洋炭素の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):377億円 → 438億円 → 493億円 → 531億円 → 462億円
純利益(直近5期、古い順):45億円 → 52億円 → 75億円 → 100億円 → 55億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
東洋炭素の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。