NGKへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、NGKを中途で受ける人と、いまNGKにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「社名を日本ガイシから変えた」です。
NGKの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第160期)
- 平均年間給与(単体)
- 920万円
- 平均年齢(単体)
- 40.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.4年
- 従業員数(単体)
- 5,024人
- 従業員数(連結)
- 19,869人
- 売上高
- 6,701億円
- 純利益
- 599億円
- ROE
- 7.8%
出典:NGKの有価証券報告書(第160期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるNGKの論点
1つ目。2026年3月期は売上高6,701億円、営業利益950億円で、ともに過去最高だった。営業利益とは、本業で稼いだ利益のことだ。
2つ目。伸びを引っ張ったのは、AI向け半導体の製造装置に使うセラミックス部品だ。社名の元になったがいし製品は、いまや売上の1割に届かない。
3つ目。この会社はNAS電池をやめる一方で、石川県に700億円超の工場を建てる。やめる決断と始める決断を、同じ年に出した。
NGKの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):5,104億円 → 5,592億円 → 5,789億円 → 6,195億円 → 6,701億円
純利益(直近5期、古い順):709億円 → 550億円 → 406億円 → 549億円 → 599億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
NGKの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。