リクルートへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、リクルートを中途で受ける人と、いまリクルートにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「稼ぎ頭はIndeed」です。
リクルートの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第66期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,162万円
- 平均年齢(単体)
- 40.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 9.3年
- 従業員数(単体)
- 130人
- 従業員数(連結)
- 45,586人
- 売上高
- 3兆6,974億円
- 純利益
- 4,969億円
- ROE
- 31.0%
出典:リクルートの有価証券報告書(第66期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるリクルートの論点
売上の約半分は海外、特に米国のIndeedで稼がれている。「9割は日本」と思われがちだが、実態は違う。
2025年3月期の売上収益は3兆5,574億円(前年比+4.1%)。営業利益は4,905億円(+21.9%)で、過去最高だった。
働く側の事実として、平均年収は1,145万円(平均年齢40.5歳)、中途採用比率は約82%である。
リクルートの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2兆8,717億円 → 3兆4,295億円 → 3兆4,165億円 → 3兆5,575億円 → 3兆6,974億円
純利益(直近5期、古い順):2,968億円 → 2,698億円 → 3,537億円 → 4,085億円 → 4,969億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
リクルートの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。