日機装への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、日機装を中途で受ける人と、いま日機装にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「売上は1.1%しか増えていない。営業利益は139.6%増えた。」です。
日機装の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第85期)
- 平均年間給与(単体)
- 679万円
- 平均年齢(単体)
- 43.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 12.7年
- 従業員数(単体)
- 2,104人
- 従業員数(連結)
- 8,120人
- 売上高
- 2,156億円
- 純利益
- 137億円
- ROE
- 9.2%
出典:日機装の有価証券報告書(第85期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える日機装の論点
賭け先は3つ。 LNG(液化天然ガス)向けのポンプ、航空機の部品、米国の血液透析市場だ。透析装置は2026年1月に米国で販売を始めた。
利益が増えた理由は撤退にある。 営業利益(本業のもうけ)は153億円まで増えた。赤字の3事業をやめた効果が大きい。
日機装の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,678億円 → 1,771億円 → 1,926億円 → 2,134億円 → 2,156億円
純利益(直近5期、古い順):2億円 → 136億円 → 91億円 → 80億円 → 137億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
日機装の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。