セガサミーへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、セガサミーを中途で受ける人と、いまセガサミーにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「11年ぶりの最終赤字」です。
セガサミーの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第22期)
- 平均年間給与(単体)
- 884万円
- 平均年齢(単体)
- 43.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 4.9年
- 従業員数(単体)
- 408人
- 従業員数(連結)
- 9,237人
- 売上高
- 4,875億円
- 純利益
- −58億円
- ROE
- -1.6%
出典:セガサミーの有価証券報告書(第22期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるセガサミーの論点
2026年3月期の売上高は4,875億円で、過去最高水準だった。ところが最終損益は57億円の赤字で、11年ぶりの最終赤字である。
赤字の原因は、買収した会社の価値を帳簿上で減らす処理だ。対象はRovio(Angry Birdsの開発元)とStakelogic(オランダのオンラインゲーミング企業)である。
パチンコ・パチスロを手がける遊技機事業は、経常利益(本業に近い利益)が333億円あり、グループ全体を支えた。
セガサミーの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,209億円 → 3,896億円 → 4,689億円 → 4,289億円 → 4,875億円
純利益(直近5期、古い順):370億円 → 459億円 → 331億円 → 451億円 → −58億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
セガサミーの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。