THKへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、THKを中途で受ける人と、いまTHKにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「698億円の最終赤字は、自ら選んで出したものだった。ROE10%超のために自動車部品事業を売った会社」です。
THKの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第56期)
- 平均年間給与(単体)
- 648万円
- 平均年齢(単体)
- 41.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 19.2年
- 従業員数(単体)
- 4,016人
- 従業員数(連結)
- 13,036人
- 売上高
- 2,404億円
- 純利益
- −699億円
- ROE
- -21.7%
出典:THKの有価証券報告書(第56期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるTHKの論点
THKは、ROE(株主から預かったお金に対する利益の割合)10%超を目標に掲げた。そのために自動車部品事業を売り、事業を絞り込んでいる。
赤字の大半は、事業の売却に伴って一度に出た損失である。続けていく事業の利益は、前期並みだった。
THKの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,182億円 → 3,937億円 → 3,519億円 → 2,227億円 → 2,404億円
純利益(直近5期、古い順):230億円 → 212億円 → 184億円 → 104億円 → −699億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
THKの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。