ゼンショーHDへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ゼンショーHDを中途で受ける人と、いまゼンショーHDにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「すき家の利益率3%」です。
ゼンショーHDの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第44期)
- 平均年間給与(単体)
- 830万円
- 平均年齢(単体)
- 39.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 8.5年
- 従業員数(単体)
- 1,129人
- 従業員数(連結)
- 20,626人
- 売上高
- 1兆2,641億円
- 純利益
- 458億円
- ROE
- 15.8%
出典:ゼンショーHDの有価証券報告書(第44期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるゼンショーHDの論点
売上高1兆2,640億円の外食最大手だが、すき家の利益率は2.96%にとどまる。最も高いのは、弁当や惣菜を作って売る中食の12.34%だ。
パートタイマーは正社員の3.71倍いる。店舗の運営はパートが支える構造だ。
会社は海外のM&A(企業買収)と食の安全に賭けている。その資金として300億円の優先株を発行した。
ゼンショーHDの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,585億円 → 7,800億円 → 9,658億円 → 1兆1,367億円 → 1兆2,641億円
純利益(直近5期、古い順):139億円 → 133億円 → 307億円 → 393億円 → 458億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ゼンショーHDの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。