京成電鉄への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、京成電鉄を中途で受ける人と、いま京成電鉄にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常の43%は他社分」です。
京成電鉄の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第183期)
- 平均年間給与(単体)
- 799万円
- 平均年齢(単体)
- 40.9歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.4年
- 従業員数(単体)
- 2,474人
- 従業員数(連結)
- 13,231人
- 売上高
- 3,324億円
- 純利益
- 480億円
- ROE
- 9.0%
出典:京成電鉄の有価証券報告書(第183期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える京成電鉄の論点
経常利益(本業と財務を合わせた利益)586億円のうち42.9%は、持分法による投資利益だ。出資先の利益のうち、自社の持ち分にあたる額を指す。
会社は成田空港の機能強化に備え、2025〜2027年度の3年で約3,000億円を投じる計画だ。
不動産業は従業員274名で、事業ごとの利益の33.8%を稼ぐ。一方、流通業の利益率は0.41%にとどまる。
京成電鉄の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2,142億円 → 2,523億円 → 2,965億円 → 3,193億円 → 3,324億円
純利益(直近5期、古い順):−44億円 → 269億円 → 877億円 → 700億円 → 480億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
京成電鉄の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。