名鉄への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、名鉄を中途で受ける人と、いま名鉄にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「鉄道は増益、全体は減益」です。
名鉄の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第162期)
- 平均年間給与(単体)
- 661万円
- 平均年齢(単体)
- 44.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 23.3年
- 従業員数(単体)
- 5,096人
- 従業員数(連結)
- 30,637人
- 売上高
- 6,916億円
- 純利益
- 230億円
- ROE
- 4.8%
出典:名鉄の有価証券報告書(第162期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える名鉄の論点
鉄道を中心とする交通事業の利益は218億円で、前期より11.2%増えた。本業は崩れていない。
それでも営業利益は14.0%減り、純利益は39.2%減った。赤字の事業や、借入の利息の増加が重なったためだ。
運送事業は77億円の赤字で、従業員は8,936人いる。会社自身が、黒字化を「喫緊の課題」と書いている。
名鉄の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,909億円 → 5,515億円 → 6,011億円 → 6,907億円 → 6,916億円
純利益(直近5期、古い順):94億円 → 188億円 → 244億円 → 377億円 → 230億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
名鉄の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。