商船三井への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、商船三井を中途で受ける人と、いま商船三井にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常利益が58.1%減」です。
商船三井の平均年収・従業員数・勤続年数(有報)
- 平均年間給与(単体)
- 1,660万円
- 平均年齢(単体)
- 38.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 12.9年
- 従業員数(単体)
- 1,433人
- 従業員数(連結)
- 11,567人
- 売上高
- 1兆8,251億円
- 純利益
- 2,133億円
- ROE
- 7.7%
出典:商船三井の有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える商船三井の論点
13年計画の後半(2026〜2030年度)に入り、ROE10%超を目標にしている。ROEとは、株主から預かった資本でどれだけ利益を出したかを示す率だ。
直近の売上は1.83兆円で増収だった。しかし、経常利益(本業と財務活動を合わせた利益)は前期比で58.1%減った。買収に伴う費用と、コンテナ船の利益減が重なった。
不動産やフェリーなど、海運以外の事業を広げている。ただし、その部門は赤字に転じた。
商船三井の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆2,693億円 → 1兆6,120億円 → 1兆6,279億円 → 1兆7,755億円 → 1兆8,251億円
純利益(直近5期、古い順):7,088億円 → 7,961億円 → 2,617億円 → 4,255億円 → 2,133億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
商船三井の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。