JR九州への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、JR九州を中途で受ける人と、いまJR九州にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「不動産が鉄道を上回った」です。
JR九州の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第39期)
- 平均年間給与(単体)
- 640万円
- 平均年齢(単体)
- 42.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 13.4年
- 従業員数(単体)
- 6,483人
- 従業員数(連結)
- 15,365人
- 売上高
- 5,004億円
- 純利益
- 455億円
- ROE
- 9.6%
出典:JR九州の有価証券報告書(第39期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるJR九州の論点
不動産・ホテルの営業利益(本業のもうけ)は344億円。運輸サービスの239億円を上回る。会社全体の営業収益(売上)は約5,000億円だ。
29年ぶりの運賃改定で、運輸サービスの営業利益は96.7%増え、ほぼ倍になった。
JR九州本体の平均年間給与は前期比で+9.1%伸びた。伸び率は高いが、水準は比べた私鉄より低い。
JR九州の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,295億円 → 3,832億円 → 4,204億円 → 4,544億円 → 5,004億円
純利益(直近5期、古い順):132億円 → 312億円 → 384億円 → 437億円 → 455億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
JR九州の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。