大阪ガスへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、大阪ガスを中途で受ける人と、いま大阪ガスにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の45%は海外が稼ぐ」です。
大阪ガスの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第208期)
- 平均年間給与(単体)
- 846万円
- 平均年齢(単体)
- 44.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.1年
- 従業員数(単体)
- 1,303人
- 従業員数(連結)
- 21,835人
- 売上高
- 2兆303億円
- 純利益
- 1,528億円
- ROE
- 8.7%
出典:大阪ガスの有価証券報告書(第208期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える大阪ガスの論点
利益の稼ぎ手は海外だ。事業ごとの利益(セグメント利益)で、海外エネルギー事業は884億円と、国内の719億円を上回る。
その海外事業の従業員は333人しかいない。連結従業員2万1,835人の1.5%にあたる。
会社は「アセットライトな経営意識の徹底」を掲げる。持つ資産を軽くして、効率を上げる考え方だ。
大阪ガスの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆5,911億円 → 2兆2,751億円 → 2兆830億円 → 2兆690億円 → 2兆303億円
純利益(直近5期、古い順):1,304億円 → 571億円 → 1,327億円 → 1,344億円 → 1,528億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
大阪ガスの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。