大林組への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、大林組を中途で受ける人と、いま大林組にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「受注2割減で利益1.4倍」です。
大林組の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第122期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,239万円
- 平均年齢(単体)
- 42.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.9年
- 従業員数(単体)
- 9,472人
- 従業員数(連結)
- 18,031人
- 売上高
- 2兆5,863億円
- 純利益
- 1,738億円
- ROE
- 14.4%
出典:大林組の有価証券報告書(第122期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える大林組の論点
第122期は売上がほぼ横ばいなのに、営業利益が36.6%増えた。工事の採算が良くなったためだ。
会社は「国内建設と同等以上」を建設の外で稼ぐ体制を掲げ、豪州の建設会社の買収に動いた。
平均年間給与は1,239万円で、前期より8.7%増えた。働く側にとっても大きな事実だ。
大林組の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆9,229億円 → 1兆9,839億円 → 2兆3,252億円 → 2兆5,908億円 → 2兆5,863億円
純利益(直近5期、古い順):391億円 → 777億円 → 751億円 → 1,454億円 → 1,738億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
大林組の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。