サッポロビール(旧サッポロホールディングス)への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、サッポロビール(旧サッポロホールディングス)を中途で受ける人と、いまサッポロビール(旧サッポロホールディングス)にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「恵比寿を手放し、ビールに賭ける」です。
サッポロビール(旧サッポロホールディングス)の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第102期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,014万円
- 平均年齢(単体)
- 44.8歳
- 平均勤続年数(単体)
- 18.5年
- 従業員数(単体)
- 144人
- 従業員数(連結)
- 6,102人
- 売上高
- 5,069億円
- 純利益
- 195億円
- ROE
- 9.4%
出典:サッポロビール(旧サッポロホールディングス)の有価証券報告書(第102期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるサッポロビール(旧サッポロホールディングス)の論点
不動産の利益が、まるごと抜ける。2025年の最終利益195億円のうち44億円は、不動産事業が出していた。その事業は2026年6月に連結から外れた。
会社は自分の名前を「サッポロビール」に変えた。2026年7月、持株会社が自らビール事業を営む形に移った。ビールの会社として生きる宣言に近い。
海外は伸びているが、まだ儲かっていない。2025年の海外事業の利益率は1.8%。2030年に13%へ上げる計画だ。
サッポロビール(旧サッポロホールディングス)の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,372億円 → 4,784億円 → 5,186億円 → 5,124億円 → 5,069億円
純利益(直近5期、古い順):123億円 → 54億円 → 87億円 → 77億円 → 195億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
サッポロビール(旧サッポロホールディングス)の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。