クラレへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、クラレを中途で受ける人と、いまクラレにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「税負担率74.5%」です。
クラレの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第145期)
- 平均年間給与(単体)
- 809万円
- 平均年齢(単体)
- 42.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.8年
- 従業員数(単体)
- 4,715人
- 従業員数(連結)
- 12,117人
- 売上高
- 8,084億円
- 純利益
- 75億円
- ROE
- 1.0%
出典:クラレの有価証券報告書(第145期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるクラレの論点
本業の儲けを示す営業利益は589億円で、前期より30.8%減った。最終利益は75億円で、76.5%減った。
差を生んだのは減損損失296億円だ。事業の価値が下がったとして、帳簿上で損にした金額である。その86.5%がイソプレン事業で出た。
事業別の利益の合計のうち、79.2%をビニルアセテート事業が稼ぐ。
クラレの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,294億円 → 7,564億円 → 7,809億円 → 8,269億円 → 8,084億円
純利益(直近5期、古い順):373億円 → 543億円 → 424億円 → 317億円 → 75億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
クラレの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。