SUMCOへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、SUMCOを中途で受ける人と、いまSUMCOにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「償却13倍で営業利益減」です。
SUMCOの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第27期)
- 平均年間給与(単体)
- 641万円
- 平均年齢(単体)
- 42.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.0年
- 従業員数(単体)
- 5,065人
- 従業員数(連結)
- 9,714人
- 売上高
- 4,097億円
- 純利益
- −118億円
- ROE
- -2.0%
出典:SUMCOの有価証券報告書(第27期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるSUMCOの論点
増収なのに、営業利益が消えた。 2025年12月期の売上高は4,096億円(+3.3%)だが、営業利益は13億円(△96.4%)にとどまった。
原因は、売れなかったことではない。 設備の購入費を年数に分けて費用にする「減価償却費」が、急に増えたためである。
新しい大型投資の計画は、有報に載っていない。 投資の時期が終わり、回収できるかを問われる時期に入っている。
SUMCOの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,357億円 → 4,411億円 → 4,259億円 → 3,966億円 → 4,097億円
純利益(直近5期、古い順):411億円 → 702億円 → 639億円 → 199億円 → −118億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
SUMCOの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。