スシローへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、スシローを中途で受ける人と、いまスシローにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「海外の利益が国内を抜いた」です。
スシローの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第11期)
- 平均年間給与(単体)
- 893万円
- 平均年齢(単体)
- 41.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 3.7年
- 従業員数(単体)
- 333人
- 従業員数(連結)
- 11,720人
- 売上高
- 4,296億円
- 純利益
- 229億円
- ROE
- 26.9%
出典:スシローの有価証券報告書(第11期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるスシローの論点
海外が、利益の面で国内に並び始めた。利益率(売上のうち本業で残る割合)は、海外が12.42%、国内が6.77%だ。直近の累計では、海外の利益が国内を上回った。
これから作る店の大半は海外にある。投資予定額は、海外が国内の3.9倍だ。国内では閉店も進んでいる。
働き方が国内と海外で大きく違う。国内はアルバイト中心で、海外は正社員中心で回している。
スシローの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2,408億円 → 2,813億円 → 3,017億円 → 3,611億円 → 4,296億円
純利益(直近5期、古い順):132億円 → 36億円 → 80億円 → 146億円 → 229億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
スシローの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。