TISへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、TISを中途で受ける人と、いまTISにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常増益でも純利益減」です。
TISの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第18期)
- 平均年間給与(単体)
- 829万円
- 平均年齢(単体)
- 40.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.0年
- 従業員数(単体)
- 6,066人
- 従業員数(連結)
- 21,598人
- 売上高
- 5,965億円
- 純利益
- 466億円
- ROE
- 14.0%
出典:TISの有価証券報告書(第18期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるTISの論点
直近期は売上高が5,965億円(前期比+4.3%)、経常利益が765億円(+8.5%)と伸びた。経常利益とは、本業を中心にした利益のことだ。だが、税金などを引いた最後の利益である当期純利益は466億円(−6.8%)と減った。
有報の経営課題には「労働集約型ビジネスからの脱却」と明記されている。労働集約型とは、人の数と働いた時間で売上が決まる事業のことだ。2026年度には新会社「TISI株式会社」を発足させる。
平均年齢は40歳、平均勤続は14年、平均年間給与は828万9,000円である。人が長く働く組織だ。
TISの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,825億円 → 5,084億円 → 5,490億円 → 5,717億円 → 5,965億円
純利益(直近5期、古い順):395億円 → 555億円 → 489億円 → 500億円 → 466億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
TISの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。