マネーフォワードへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、マネーフォワードを中途で受ける人と、いまマネーフォワードにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「初の最終黒字」です。
マネーフォワードの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第14期)
- 平均年間給与(単体)
- 723万円
- 平均年齢(単体)
- 34.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 2.9年
- 従業員数(単体)
- 1,707人
- 従業員数(連結)
- 2,839人
- 売上高
- 503億円
- 純利益
- 16億円
出典:マネーフォワードの有価証券報告書(第14期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるマネーフォワードの論点
最終利益は約16億円の黒字だが、本業の営業損益は約27億円の赤字だ。「黒字化した」とだけ言うと、決算を読んでいないと見抜かれる。
会社は営業利益ではなく、売上高・EBITDA・事業キャッシュ・フロー・SaaS ARRを経営指標に置く。その成長指標のSaaS ARRは前年同期比31.1%増だった。
人員は法人向けのBusinessセグメントに集中している。会社はここに賭けている。
マネーフォワードの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):156億円 → 215億円 → 304億円 → 404億円 → 503億円
純利益(直近5期、古い順):−15億円 → −94億円 → −63億円 → −63億円 → 16億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
マネーフォワードの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。