住友化学への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、住友化学を中途で受ける人と、いま住友化学にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の45%は医薬品」です。
住友化学の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第145期)
- 平均年間給与(単体)
- 959万円
- 平均年齢(単体)
- 42.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.7年
- 従業員数(単体)
- 6,465人
- 従業員数(連結)
- 27,491人
- 売上高
- 2兆3,285億円
- 純利益
- 609億円
- ROE
- 6.4%
出典:住友化学の有価証券報告書(第145期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える住友化学の論点
第143期(2024年3月期)に3,118億円の最終赤字を出し、第145期(2026年3月期)は609億円の黒字に戻した。
戻し方は縮小だった。売上収益(売上高に当たる)は5期で15.8%減り、従業員は7,212人減った。
コア営業利益(一時的な損益を除いた本業の利益)の45.3%を、子会社の住友ファーマ(医薬品)が占める。
住友化学の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2兆7,653億円 → 2兆8,953億円 → 2兆4,469億円 → 2兆6,063億円 → 2兆3,285億円
純利益(直近5期、古い順):1,621億円 → 70億円 → −3,118億円 → 386億円 → 609億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
住友化学の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。