日産化学への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、日産化学を中途で受ける人と、いま日産化学にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の88%は2事業から」です。

日産化学の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第156期)

平均年間給与(単体)
871万円
平均年齢(単体)
40.8歳
平均勤続年数(単体)
15.9年
従業員数(単体)
2,107人
従業員数(連結)
3,411人
売上高
2,796億円
純利益
497億円
ROE
20.3%

出典:日産化学の有価証券報告書(第156期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見える日産化学の論点

売上は2,795億円。自己資本比率(返さなくてよい自分のお金の割合)は71.9%。ROE(自己資本に対して1年でどれだけ利益が出たかの率)は20.3%。借入に頼らず稼いでいる。

利益の88.1%は、機能性材料と農業化学品の2事業が生む。社名に近い化学品事業の利益率は2.82%で、全事業で最も低い。

過去最高益の年なのに、会社自身が「それ以外の事業は伸びが小さい」と認めている。

日産化学の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):2,080億円 → 2,281億円 → 2,267億円 → 2,514億円 → 2,796億円

純利益(直近5期、古い順):388億円 → 411億円 → 380億円 → 430億円 → 497億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

日産化学の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. 日産化学の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第156期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は871万円(平均年齢40.8歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. 日産化学の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第156期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は15.9年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. 日産化学の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第156期)では、提出会社(単体)が2,107人、連結が3,411人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。