デンカへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、デンカを中途で受ける人と、いまデンカにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「止めたら赤字80億が消えた」です。
デンカの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第167期)
- 平均年間給与(単体)
- 756万円
- 平均年齢(単体)
- 40.8歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.4年
- 従業員数(単体)
- 4,234人
- 従業員数(連結)
- 6,454人
- 売上高
- 3,842億円
- 純利益
- 157億円
- ROE
- 5.2%
出典:デンカの有価証券報告書(第167期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるデンカの論点
工場を止めて赤字は縮んだ。ただし、止めた後始末の費用はまだ出続けている。
会社は自ら「4つの収益課題」を名指しし、目標も自分で掲げた。
稼ぎ頭は電子材料の部門だ。部門ごとに明暗がはっきり分かれている。
デンカの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,848億円 → 4,076億円 → 3,893億円 → 4,003億円 → 3,842億円
純利益(直近5期、古い順):260億円 → 128億円 → 119億円 → −123億円 → 157億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
デンカの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。
よくある質問
Q. デンカの平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第167期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は756万円(平均年齢40.8歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. デンカの平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第167期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は16.4年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. デンカの従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第167期)では、提出会社(単体)が4,234人、連結が6,454人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。