イビデンへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、イビデンを中途で受ける人と、いまイビデンにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「投資を6割減らした年」です。
イビデンの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第173期)
- 平均年間給与(単体)
- 766万円
- 平均年齢(単体)
- 40.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.9年
- 従業員数(単体)
- 4,036人
- 従業員数(連結)
- 11,105人
- 売上高
- 4,162億円
- 純利益
- 637億円
- ROE
- 12.2%
出典:イビデンの有価証券報告書(第173期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるイビデンの論点
会社が賭けている先は、電子事業の1つだけだ。投資の中身は、事業場ごとに有報で公開されている。
当期の最終利益は大きく伸びたが、保有株の売却益が押し上げている。本業の伸びと分けて読む必要がある。
セラミック事業の利益は減り、従業員数も5期で減った。一方、平均給与は増えている。
イビデンの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,011億円 → 4,175億円 → 3,705億円 → 3,694億円 → 4,162億円
純利益(直近5期、古い順):412億円 → 522億円 → 315億円 → 337億円 → 637億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
イビデンの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。