日本化薬への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、日本化薬を中途で受ける人と、いま日本化薬にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「主力は2割減、純利益は増」です。
日本化薬の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第169期)
- 平均年間給与(単体)
- 798万円
- 平均年齢(単体)
- 41.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.8年
- 従業員数(単体)
- 2,366人
- 従業員数(連結)
- 5,946人
- 売上高
- 2,419億円
- 純利益
- 246億円
- ROE
- 9.0%
出典:日本化薬の有価証券報告書(第169期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える日本化薬の論点
無名だが、身近な製品に入っている。エアバッグの点火装置「スクイブ」で、世界シェアは約3割。半導体チップを覆って守る封止用エポキシ樹脂でも、世界トップシェアを維持している。
2026年3月期は増収増益だが、純利益の伸びは本業だけの結果ではない。売上高は2,418億円(前期比8.7%増)。純利益は前期比40.7%増だが、特別利益に94億円の株式売却益が入っている。
日本化薬の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,848億円 → 1,984億円 → 2,018億円 → 2,226億円 → 2,419億円
純利益(直近5期、古い順):172億円 → 150億円 → 41億円 → 175億円 → 246億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
日本化薬の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。