コニカミノルタへの転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、コニカミノルタを中途で受ける人と、いまコニカミノルタにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「5期で3期が赤字」です。

コニカミノルタの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第122期)

平均年間給与(単体)
844万円
平均年齢(単体)
46.4歳
平均勤続年数(単体)
20.7年
従業員数(単体)
3,888人
従業員数(連結)
34,363人
売上高
1兆877億円
純利益
303億円
ROE
6.1%

出典:コニカミノルタの有価証券報告書(第122期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見えるコニカミノルタの論点

5期のうち3期が最終赤字だった。だが最終年の第122期は、会社の目標「ROE5%以上」を6.1%で達成した。ROEとは、株主のお金でどれだけ最終利益を出したかの比率だ。

営業利益(事業の利益から減損などの一時費用を引いた利益)は、前期より1,138億円改善した。そのうち929億円は、前期の一時費用が消えた分だ。

借入契約には「2期連続して営業損失とならない」という特約が付く。新しい中期経営計画(会社が数年先まで定める目標)は、2028年度のROE8%以上を掲げる。

コニカミノルタの業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):9,114億円 → 1兆1,304億円 → 1兆1,077億円 → 1兆1,279億円 → 1兆877億円

純利益(直近5期、古い順):−261億円 → −1,032億円 → 45億円 → −475億円 → 303億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

コニカミノルタの中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. コニカミノルタの平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第122期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は844万円(平均年齢46.4歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. コニカミノルタの平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第122期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は20.7年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. コニカミノルタの従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第122期)では、提出会社(単体)が3,888人、連結が34,363人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。