小林製薬への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、小林製薬を中途で受ける人と、いま小林製薬にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益は2年前の18%」です。
小林製薬の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第108期)
- 平均年間給与(単体)
- 755万円
- 平均年齢(単体)
- 41.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 12.8年
- 従業員数(単体)
- 1,737人
- 従業員数(連結)
- 3,731人
- 売上高
- 1,657億円
- 純利益
- 37億円
- ROE
- 1.7%
出典:小林製薬の有価証券報告書(第108期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える小林製薬の論点
売上はほぼ戻ったが、利益は戻っていない。2024年3月に紅麹関連製品の健康被害が公表され、純利益は第106期の約203億円から約36億円へ減った。
当期の営業利益(本業のもうけ)は40%減った。売上はほぼ横ばいで、主因は広告宣伝費の増加だ。
小林製薬の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,553億円 → 1,663億円 → 1,735億円 → 1,656億円 → 1,657億円
純利益(直近5期、古い順):197億円 → 200億円 → 203億円 → 101億円 → 37億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
小林製薬の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。